どぶろーの水遊び

アコウ沼の住人

68ストレンジ インプレ改

前に書いたストレンジのインプレ 改めて読んでみると伝えたいことの半分しか書けていなかったので書き直しです・・・ 前回書いた記事をベースとしていますので写真と記事の一部が一緒です(A;´・ω・)フキフキ 今回の主役 聖剣 ブリーデン グラマーロックフィッシュ GRF-TR68ストレンジ 最近は、ほぼ毎晩出撃して聖剣でアジをメッタ切りしたり、されたりしておりまする そんなアジングロッドの最高峰、68ストレンジ 毎晩アジングに行っているのでコツが徐々に判ってきましたのでインプレしちゃいます。 使用タックルは68ストレンジ+ヴァンキッシュ2000SDH、ラインはピンキー0.3号 最初は飛距離 リグはジグヘッドオンリーでウエイトは04〜1.3グラム まずは07からキャスト ・・・こんなもんか? 1グラム 普通? 1.3グラム う〜ん? なんだか全て疑問符がついてしまうな〜 まぁガイド径が小さい割りに飛距離は普通だと思います アクションはレギュラーテーパーで、軽量のリグでもロッド全体の弾力を使っているので ルアーの重さをバットに乗せてキャスト出来るのが◎ 次に感度 高感度と言われたり、鈍感と言われたり実際はどうでしょうか?? ストレンジで一番最初に釣り上げたのが18センチのチビアジ アタリ判らず・・・ コツリともせずにいきなりギューンとひったくられ勝手に釣れちゃいました(_ _|||) 2匹目も同サイズ これも勝手に掛かってしました(´Д`;)/ヽァ・・・ これまでのロッドと同じような感じで使ってたので、気持ちを切り替えてキャスト 数投目に重たくなるアタリを合わすと3匹目のアジ 3度目にしてやっとアタリを感じて合わすことが出来たが、鈍いアタリで本当のアタリではないので まだストレンジを使いこなせていない証拠 気分転換に少し場所移動ε=ε=┏( >_<)┛ ここから意識したのが ロッドが柔らかい分、アワセを大きく素早く 変化は全てアワす ティップや手元ではなく水中にあるリグを意識する これら3点を踏まえながらキャストし続けると トゥっ! ?? アタリと思えなかったので中途半端にアワすとヒット 抜き上げ時にバレてしまったがアジ君でした その後も水中のリグを意識しながらやっていくと段々アタリを感じる様になり、心なしか アタリもハッキリ感じるようになったような・・・ 気が付けば 20センチ前後が10匹 〜そして次の日 今日はピンキーからブリーデン フィネスフロロ0.4号に変更 数投目で トゥん アタリを感じて、まず1匹 少し間が開いて2匹、3匹と釣り上げる ストレンジに慣れてきたのかフロロを使っているのにアタリを取り易い このストレンジ、一般のアジングロッドとしてはしなやかでパッツン系ばかり使っている人が 使うと面食らうくらいしなやかでパッツン系のロッドと比べ、アタリの出方が違うように思えます パッツン系のロッドは反響のアタリを感じやすく コツッ コン 割と明確なアタリを感じやすい 一方、ストレンジは反響でアタリを取るのではなくリグの負荷の変化を察知する能力が高く 抜けのアタリやワームの先だけを咥えているような微かな変化を感じるのに特化したロッド アタリともいえないような違和感を感じ取れる本当の意味の高感度ロッド まぁどちらを使うのかは好みなんだろうけど・・・ 〜ここでラインについてのお話〜 ロッドだけに感度を求めるだけではなくラインも重要 今日巻いているのはフロロライン アジングを始めた時は当たり前にフロロを使っていましたが、フロロの伸びが嫌でいつしか PE→ジョーカー→ピンキーと使いストレンジにも当然のようにピンキーをセットしました しかし前回ストレンジ+ピンキーの組み合わせで釣ってみるとアタリを感じにくく 掛けて釣る攻撃的な釣りが出来ず、消化不良で終わった前回の釣行 で、今回フロロラインを使って検証してみました それは 比重による釣りやすさと感度の違い 左はピンキー03号、右はフィネスフロロ04号 感度:ピンキー>フロロ 比重:フロロ>ピンキー 価格:フロロ>ピンキー ←フロロが高いって意味ね ピンキーの売り文句は低伸度、高感度で比重1.38で水に沈みやすい フロロは根ズレに強く比重1.78の高比重 大体こんな感じ ピンキーの売り文句である比重1.38の文字が示しているようにアジングには比重の高いラインが 良いとされており、それに加えPEに近い低伸度による高感度 比重がそこそこあって高感度、それに価格が安い 3拍子揃っているならピンキーなどのポリエステルラインがいいじゃんと思うのは当たり前ですよね 一方、フロロはポリエステル(ピンキーやジョーカー)と比べて伸びがある、価格が高いとメリットが ないように思えますが、ポリエステルに唯一勝っている特性 それは 比重 釣り場では前後左右いずれかから風が吹いていてラインスラッグを少なくした方が 釣りがしやすく、サミングやティップの位置などでスラッグを調節しますよね 当然ピンキーを使っている時もラインスラッグを少なくしようとサミングなどをしてアタリを 感じれるようにしましたが、リグの重さや抵抗より風の強さが勝っていて風で膨らんだ ラインがある分、アタリが伝わらなかったりティップの柔らかさで合わせが遅れたりして アタリを感じ取れなかったりバレがあったりしたのではないかと思っています。 そういった風の影響を少なくするのにフロロの比重が有効で、水中にラインが沈んでいる 面積が他の素材のラインに比べ大きく、風が吹いても空中にあるラインが少ないので糸フケも 最小で済み、アタリが取りやすかったのではないかと。 フロロは比重1.78と水より重たいので 空中にあるフロロは水面に、水面にあるフロロは水中に、水中にある フロロは海底へと沈もうとするのでライン全体が張った状態に なりやすいのでライトゲームには最適なラインなんでしょう 拡大OK 上記は横からのイメージ図で、フロロの方が比重がある分、ポリエステルより風の影響は少なく ティップに向かって直線的になりやすいのでアタリが取りやすいと考えています 実際には平面で考えるのではなく立体的に捉え、風でU字に膨らんだラインと潮流など 多面的に考えないといけないんだろうけど・・・難しいな(・´ω`・) ついでだから言っちゃうけどフロロの硬度、これも感度に影響していると思うんだよね Keep Casting PE レオン氏のブログ↑の中間辺りにフロロラインで糸電話の件があるが、これはフロロの硬度 (素材のデメリットでもありメリット)に関係しているのか? あとレオン氏のブログで大変参考になる記事があるので張り張り Keep Casting フィネスフロロ Keep Casting でかいのだけど・・・ Keep Casting ストレンジクエスト Keep Casting ガイドシステム Keep Casting フィネスがグッド Keep Casting 伝統と開拓 その三 Keep Casting 伝統と開拓 その四 ピンキーとフロロの2種類のライン このブログでは1回ずつしか使用していないが、別の日に数回ずつ使ってみて感じたのは フロロの高比重や耐久性これらの特性とストレンジの組み合わせが絶妙なんです 普通に考えるとティップの柔らかいストレンジと伸びやすいフロロライン(ナイロンと比べ) アタリを捉えにくい組み合わせのように思えましたが、横風の強い時にフロロを使って アジングをすると比重の高いフロロでも風でラインスラッグができますが、アタリは 微かだが感じる事ができ、釣りが成立できるんです もちろんロットやラインの他に引き抵抗のあるジグヘッドを使用していたというのも 関係しているだろうけど・・・ で、両方のラインを使ってみてストレンジに合うのは・・・ ブリーデン フィネスフロロ1択 もちろんピンキーやジョーカーとストレンジの組み合わせで釣っている方も居ると思いますが 私にはフロロが最適に思えるだけなので勘違いしないでね ストレンジを使っている限りフロロを使うことになりそうなので ヴァンキッシュのスプール2個ともフロロになっちゃいました フィネスフロロは03〜0.8号までありアジングには03と04、05号の3タイプ使って 04号が感度、耐久性が優れているので04号がオススメ ・・・何だかロッドの話から脱線してしまいましたが、ここで強引に戻します。 数匹釣り上げるとエイが寄ってきたのでちょっと休憩後、再開すると ドンっ!! カウンター気味に強烈な引き 一瞬何がヒットしたのかパニくったが、この重々しい引き・・・ 姿を消していた映画ヒット エイがヒット でロッドパワー 予定外のエイがヒットしたので、ストレンジのパワーを試すには絶好の相手 最初は重たいながら楽勝〜と思っていると足元に来てから怒涛のダッシュ ラインが出る出る!!  オォ!デカイゾ~(((  ̄^ ̄)__% ̄ ̄~~~~~~ 一体どこまで走るんだーと思っていると50メートル沖でラインブレイク 後ろを見るとちょっとしたギャラリーが出来るほどのファイトで繊細なストレンジがバットからフルカーブ しかし、そんなロッドを見ても不思議と不安は感じなかった 恐らくワンピースロッド故のスムーズな曲がりとジョイントがない分、ブランクの弾力をフルに 活かすことができ、極細ラインでも安心してやり取りが出来たのではないでしょうか このブログと書いた時には20センチ前後のアジしか釣っていなかったが、最近中型のアジが釣れだし 28センチまで抜き上げを確認 まだ余裕があるので尺UPも大丈夫そう・・・ リーダーを結ぶ為にまたまた休憩 エイが定期的に回ってくるので、その合間を狙い数を稼いで この場所としては上出来ヾ( ゚∀゚)ノ゙ 〜結論〜 最初はアタリが取れなかったのが嘘のように今ではビンビンにアタリを感じます テクニカルなロッドですが使いこなせるようになれば、きっと貴方の右腕(左?)になってくれます アジング8年目にして右腕になるロッドにやっと巡り会え、今までよりライトゲームが楽しくなる 絶対無二のロッド 68ストレンジ サブにもう1本欲しいぃ〜 今まで感じたことやメリットを書いてきましたが、当然デメリットもあります 最初に思いつくのは1ピースなので移動が不便 移動といっても車に積むとかではなく自宅内での持ち運び これが怖い 集中して持ち運ばないとドアに挟んだり天井を突くと最悪折れます 2つ目はガイドの汚れ 取り付けているガイドの系が小さく釣行後に水を掛けているのですが2回も釣りに行くと 明らかに飛距離が落ちるのがわかります 拡大OK 解ります? ガイドのブランク側、汚れが付いていますね これらが影響して飛距離が落ちます なので100均で売っている歯間ブラシを使って汚れを落とさないとダメで結構手間が掛かります 風呂場が狭いのでここでもロッドの破損が付きまといます/(^o^)\ナンテコッタイ ・・・今回は前回のインプレの書き直し 正直、文章を書くのがヘタで書き直してもまだ納得できてません(+д+|||) が、自分にはこれが限界・・・ 少しでも購入予定の方に参考になればちょっと報われます。 にほんブログ村 釣りブログ アジングへ にほんブログ村 Ctrlキーを押しながらクリックすると別窓で開きますよ

値段はPEライン並みに高いですが、それだけの価値のあるラインです。しなやかですよ〜