う〜〜ん、今年の釣りは絶不調
メバルも駄目
アジもダメ
アオリもDAME
何をやってもさっぱりな今シーズン
釣りネタも無いので久しぶりにバイクネタを紹介
おいらの愛機
PCX
一目惚れで購入したPCXですが、初めて店頭で乗った時に感じたのは
『車体の大きさの割りに足元が窮屈』
原付などのスクーターは膝を曲げて乗るのが普通で、車体の大きい
PCXなら足を伸ばして乗れると思っていたのに意外と窮屈
最近は慣れてしまったので以前ほど思わなくなっていましたが長距離の
ツーリングをするとどうしても足が窮屈に感じストレスを抱えたまま
走行すると運転に支障をきたす恐れがあるので、手を加えてみました。
手を加えるのはシートに鎮座している
バックレスト
” 通称コブ”
このコブをズバッとカットします。
カットする前に試しにコブを外して乗ってみると
『すんごい 楽』
手を加えなくてもこれでいいんじゃないと思えるほど快適
足を伸ばして乗りたければ後方に乗ればいいので一番手軽に改善できる方法
しかしデメリットもあります。
1、コブを取り付けていた痕が目立つ
2、シートにコブを取り付けているボルトの穴を塞がなくてはならない
3、最適な位置で座れるようになれるが走行中に尻が滑って踏ん張りが利かない
以上の事があるので・・・却下!
なのでコブ当初の計画の通りコブをカスタマイズします。
用意するのは
・100均のタッカー
・タッカーのスペアの針
・カッター
・カミソリ
・ニッパー
・ペンチ(あれば)
・Y型レンチ(#10)
・
サランラップ
まずシートを開け
ボルトをレンチを使ってコブを外します
外れたコブ
コブの裏側には大きなタッカー(ホッチキス)の針が刺さっているのでニッパーを使いシートを破らないように慎重に取り外します。
針を切断するのではなく食い込んでいる針の片方を持ち上げ、もう片方も引っこ抜きます
針を全部取り外すと
上記のように左から合皮、ウレタンクッション、台座の3つに解れます
真ん中のウレタンには防水ビニールがかかっているので取り外します。
このウレタンをカットするのですが、いきなりカットすると取り返しが
つかないのでカットするラインをマジックで書いておきます。
赤い面をカットします
ウレタンといってもスポンジのような柔らかさで、カッターを使いスライスしますが、上手く切れない場合はカミソリを使うと多少やりやすい
とりあえず、これだけカット
多少断面が凸凹しているので紙やすりを使ってみたが、ウレタンが柔らかくキレイに出来なかったので断面に布テープを張ってみた
ウレタンに張り付いて剥がしたビニールはもう無いので
サランラップで代用(
クレラップでも可w)
ウレタンと台座、これにシートの合皮を重ね
100均で売っている
315円の安物のタッカーで仮止めします
・・・
が
タッカーの針が貫通しない(#゚Д゚) ゴルァ!!
ま、まぁ一応仮止めが出来ているのでシートに取り付け座り心地を確認
・・・・・・・・・あんま良くない
コブの左右が湾曲になっていて、尻の収まりが悪い
なので
邪魔な部分をマークして
再度カット
またまた、ラップ張ってタッカーを強引に打って合皮を張って、シートに合体
座ってみると
お、おお
『ええやん』
仮止めのカッターの針を取り外し、新たに打ち直します
これが一番難しい
合皮は薄いので大丈夫なのだが、ボルトが付いている台座
これが厚みがあり硬い!
タッカーの針を受け付けず、全て中途半端
タッカーが悪いのか?
針が悪いのか?
やり方が悪いのか??
何度か打って、抜いて、打って、抜いてを繰り返したら合皮が穴だらけに
なってきたので完全に打ち込むことを断念
中途半端で止まった針をペンチで無理やり押し込むと
多少はマシになったが出来が悪いので画像は?
合皮はウレタンをスライスして肉薄になったので
へ た く そw
なんだ、このデキ
『おいおい、もう少ししっかりやれよ』って声は(∩゚д゚)きこえなーい
コブの見た目は悪いけど
Before
After
微妙だけど膝の角度が広くなっているの判ります?
コブの位置は変わっていないが、コブのふくらみ部をスライスしたので数センチ後ろに座れるようになり若干足元が伸ばせるようになり思った以上に快適
欲を言えばもう少し後ろでも良い位だが、これ以上コブをカットしていくと跡形が無くなってしまうのでこれが限界じゃないかな?
意外と時間がかかって陽も暮れて来たので
今日のところはこれで勘弁していてやろうw
いつか、
いつの皮下 いつの日かリベンジしてやる